Beranda / ラノベ / 憧れに手を伸ばせ / #81 社長の想い

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#81 社長の想い

last update Terakhir Diperbarui: 2025-10-13 23:38:03

"ブーーブーーブーーブーー"

「ん?あぁ電話だ誰からだろ……って社長!?え?私なんかしたっけ?いやでも配信事故なんてまだやらかしてないし……まさか炎上!?でも心当たりないし。いやでも悪い話とは限らないし、とりあえず出るかぁ……」

"ブーー……"

「はい、神崎由良です。」

『やぁやぁやぁ、由良さんこんにちは。私はピオーネ社長の葡萄拓実です。いつも配信見てますよ〜?いや〜安心しましたよ。」

 あれ?私の勘が正しければなんだけど……もしかして社長怒ってます?

「いや、すいませんなんだか心配かけちゃった見たいで……」

『いやね?中々電話に出ていただけないのでこのまま居留守使われちゃうかな〜って心配していたんですよ。実は心配ごとは他にもいくつかありましてね。それじゃあ……何を裏でコソコソ計画してるのかをぜーんぶここで話してもらいましょうか?』

 うーわっ完っ全に怒ってらぁ。しかも夜遅く家に帰って来た時に心配したのよ!って叱られる時のあれだ!ていうかなんでバレた?どこからだ?今度事務所行った時に直接言おうと思ってマネちゃんにもまだ言ってないのに。とりあえず一回知らん顔しとこ。

「ちょ〜っと何の話かよくわかんないっすね。」

『いやいやいや、誰にでもわかるような簡単な話ですよ。最近、作業量……増やしてますよね?見たら分かるんですよ。忙しそうにしてるのも。疲れ溜め込んで本調子じゃなさそうなのも。君の初配信の時のもそうだけどさ、バレてるからね?』

 はい、その節は誠に申し訳ございませんでした。

「あの……そういうのって普通マネージャーとかから言われません?」

『普通?そんなの関係ありませんよ。この会社じゃ私がトップなんですから。もちろん裏でマネージャーとこの件について軽く話しましたよ。そしたら彼女は私から言われ前に自分が真っ先に気付いて止めるべきだったと言ってました。私の話が終われば彼女からも話があると思います。』

 え?私、この後もう一回怒られるの?いや、マネちゃんならきっと怒らない。怒らずなたぶん泣かれる。正直そっちの方が私的に効く。前世の年齢込みだと孫くらいの年齢の子に泣かれるのめっちゃ効く。

「じゃ、じゃあ私はなんで社長直々にお説教されてるんです?マネちゃんからだけでいいじゃないですか。」

『それは私が由良さんをこの事務所に誘ったからです。私の誘いでうちの事務所に所属した由良
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